毎朝、テレビの占いを見てからお出掛けする方もいると思います。
ところで、その占い当たりますか?
運気がいい日は当たってほしいけど、良くない日は当たってほしくないですよね。
実は占いは、熱心にチェックした人ほど、当たる傾向にあります。
何故かと言うと、人間は『私はこうなるんだ』という思い込みが強ければ強いほど実際にそうなっていくものだからです。
なぜ、そうなるのか。
例えば、その日の占いがラッキーカラー赤だったとすると、
その日一日、赤ばかりやたら目につくようになります。
では青は?
と言われると、『青なんて何かあったっけ』という程度。
これは脳が無意識に赤に回線を張り巡らしているからです。
同じように青がたくさんあっても見えているのに見ていないという状態です。
この前私は自転車を買ったのですが、それ以来すごく自転車が目につくようになり、こんなに自転車って走ってたかな?と驚きました。
妊娠したら急に子供が目につくようになったり、妙に子供服売り場が目についたりするのも、これと同じ作用です。
それまでもお店はあったのに視界に入っていても見えてなかったのです。
だから、占いで今日は運気が悪いと言われた日は、マイナスのことばかりに意識が行き、たとえ良いことがあっても、それを無意識に見ないようになります。
そして悪いことばかり数え、『あぁ、やっぱり今日は運が悪かった!』となるのです。
占いの内容がたとえ悪くても、そうするかどうか決めるのは自分の脳なのですから、マイナスの内容など気にせず、
『今日一日、素敵なことが起こる』と自分に言い聞かせることが大切なのです。
そうすると、良いことに回線が伸びていき、良いことが印象に残る一日になりますよ(^^)